鍛えない運動?

 2月になりました。本日は節分の日。
 みなさんは恵方巻き食べましたか? 豆撒きましたか?
 みなさんの所に、福が舞い込み舞うように。
 そしてみなさんの福を東広島道場にも分けてくださいね(笑)

 さて、前の記事で脳と体の動きの関係についてちょっとだけ書きました。
 筋整流法(腱引き療法)はその考え方を元に施術と運動指導を行っています。
 代表的なのは「屈伸運動」「加重抜重」「バンザイ運動」「スパイラル運動」。いずれも腱引き療法の本に載っています。
 これは自力動作による運動。どれも単純な動作で、覚えるのも簡単です。
 自分で動いてもらうことで、施術の効果を高めるだけでなく予防にも繋がります。
 二人組でやる運動もあります。これは主に施術中に行うもので、施術する側が制限を与えるなどの状態で動いてもらい調整(腱引き師の方ならピンとくると思いますが腹筋調整なんかがそうですよね)を行います。
 ちなみにペアストレッチを腱引き療法と言っているところがありますが「ペアストレッチ=腱引き療法」ではありません。

 自力の運動にしろ施術中の運動にしろ、共通して目指す効果(目的)があります。
 なんだと思いますか?
 それは動きを覚えてもらうことです。もっと言うと「ある動作の為にはどの筋肉を使うのが一番バランス(効率)が良いか」を覚えてもらうということです。
 筋整流法で言うところの「脳の動作プログラムを書き換える」ということでもあります。
 例えばぎっくり腰の場合、伸ばすと痛いので腰が伸びないように筋肉を緊張させます。そうなると歩き方も変わって来ます。
 痛みを我慢して腰を曲げた状態で歩く筋肉の使い方になるのです。この場合、使う筋肉が偏ってしまうため(痛みにより使わない筋肉が出てくるため)全身の筋肉連携が乱れることになります。
 腱引き療法では痛みの原因をまず取り除き(ぎっくり腰の場合は腰にある四本の腱を正しい位置にする)、運動指導(この場合は屈伸運動)によって自力により腱(筋肉)の位置を確定します。
 ここで「腱の位置を自分で確定? 運動指導って動きを覚えてもらうためじゃないの?」と思ったアナタ。よく読んでくれてますね。
 そうです。運動指導には「筋肉の動かし方を覚えてもらう」効果(目的)以外にも、「腱(筋肉)の位置を自分で確定してもらう」という効果(目的)もあります。
 例に挙げたぎっくり腰の場合、腱の位置を正した後に「屈伸運動」でさらに自力調整してもらいます。これが仕上げの調整になります。そして痛くないのに上手く歩けない場合は「加重抜重」を行い足に体重を掛けるタイミングと筋肉の使い方(バランスの取り方)を覚えて(思い出して)もらいます。
 今回は体の動きを覚えてもらうと言う点がメインの話題になります。
 また施術中に行う運動では、施術者が制限をかけ「この筋肉を使うな」或いは逆に「この筋肉を使え」ということを体に覚えてもらいます。

 ここで注意しないといけないのは、運動指導は基本的に筋肉を鍛えるために行うのではないということです。
 もちろん、鍛えた方が良い場合もあります。その場合はいわゆる筋トレ的な運動指導を行うこともあるでしょう。
 しかし、基本はあくまで筋肉のバランスをとること。前の記事にも書いたように脳の信号と筋肉の動きを一致させることにより、この信号の時はこう筋肉が動くというのを脳は学習します。
 一定の動作に於いていちばん効率のよい筋肉の使い方ができるように脳の動作プログラムを書き換えるのです。
 だから腱引き療法を受けて運動指導をされた場合、その運動は筋トレとして行わないということが大事になります。
 筋トレのように追い込むものでもないし、ひたすら長時間行うものでもありません。
 鍛えるという感覚ではなく、日常動作の延長としてちょっとしたクセぐらいのつもりで動いてみる。
 確かに、一度の運動で時間をかけてやると体の使い方を覚えるのは早いでしょうが、肉体的にも精神的にも無理が出てくる場合もあります。無理があれば、運動を続けることができなくなります。
 でも続けることができれば、確実に改善していきます。

 実際、うちに来られたお客さんに、腰痛の酷い方がいらっしゃいました。
 朝起きたら突然痛みがあり、しばらく動いていると痛みは減るが動くのに支障がある方でした。
 1回目の施術では、通常動作においてはほぼ痛みはなし(それでも多少は残る)。ただ、仰向けになって両脚を同時に挙げることが難しい状態でした(最初はまったく挙がらなかった)
 そこでいくつか運動指導を行い、後日来ていただくということになりました。
 そのお客さんは6日後に来られましたが、その時にはすっかり良くなってました。聞けば指導した運動を毎日行っていると日に日に良くなっていくのが実感できた、と言うことでした。
 仰向けの両脚挙げもしっかりできるようになっており、簡単な調整で終了しました。
 この時は主に腹筋(特に下腹部)の使い方を体に覚えてもらうような、運動指導を行いました。 

 この〝運動指導〟と〝筋肉を引くという施術〟があることが、腱引き療法の強みでもあります。
 運動だけでも駄目。調整だけでも駄目。その二つが一緒になって腱引き療法の効果が最大になります。
 運動する際に、本人が必要な部分を意識できると更に良いのですがこの話はまたの機会に。

 1人でもできる腱引きの運動が知りたい方。
 色々な所に行ったけど、今ひとつ良くならないという方。 

 東広島道場でお待ちしております。

 ━━━━━━━━━━━━━━━━━‥……・・・ ・ 
 
         腰痛肩こり関節痛には
        整体でもマッサージでもなく
          筋整流法 東広島道場

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腰痛・肩こり・頭痛・関節痛なんでもござれ。
東広島の腱引き屋です。
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