施術のボトムアップとトップダウン。

 先週末から雨が続きましたね。今週は天気も回復するそうです。
 これからGWを迎え、季節は初夏へと進みます。天気が良い日が続くといいですね。

 さて、少し前の施術メモで踵の痛みを訴えるお客さんのことを書きました。
 この中で「踵の痛みはもちろんのこと、膝の痛みの原因も踵を強く着く歩き方にあると推測」という部分があります。
 この推測は、その後の改善具合からみて恐らく間違いないと思います。ですから指導した運動を続けてもらい、つま先優位(つま先着地)の歩き方ができるようになれば自然と痛みも減ってくると思います。
 本当にちょっとしたことで体は変わります。人体は複雑にして単純。ほんの些細なきっかけで悪くもなれば良くもなる。
 このお客さんの場合は「踵で突くようなの歩き方」が一連の症状のトリガーになっていたのです。

 しかしここで一つの疑問が浮かびます。
 症状の原因と結果はハッキリしました。ではなぜそもそも、「踵で突くようなの歩き方」をするようになったのか? 体のクセ? 性格的なもの? 生活習慣? 環境のせい?
 原因は色々考えられますがこの「踵で突くようなの歩き方」さえしなければ今回の不調も現れなかったわけです。
 となると「踵で突くようなの歩き方」は〝直接〟原因で、その歩き方をさせていた「何か」が〝根本〟原因ということになります。直接原因と根本原因については以前にも少し触れました。

 「聞く」と「聴く」。

 こちらの記事では男性の根本原因に「症状がでる前にどうも右手にかなり重い荷物を長時間持っていた」というのを挙げています。この事例に当てはめると踵と膝の痛みのお客さんの場合、踵の痛みは足底腱膜のズレ、膝に関しては衝撃による膝回りの筋肉の硬化が直接原因とも言えます。そして歩き方が根本原因。しかしこの方の場合は、踵と膝の痛みはセットで起こっており、また「歩く」という基本的な動作がトリガーなので直接原因としています。

 歩くというのは運動です。足の裏で地面の状態を把握し、その情報を脳へと送ります。脳はその情報から瞬時に必要な筋肉の連動と拮抗関係を割り出し指令を体(各部の筋肉)に送ります。そうして人は歩き、動くわけです。ということは、突き詰めれば「踵で突くようなの歩き方」をしたのは脳からの指令であったからと言えるわけです。
 ちなみに、この動きの指令を腱引き療法では「脳の運動プログラム」と言っています。
 整形的な不調であれば、腱引き療法は筋肉(スジ)を調整し不調により書き換わった運動プログラムを元に戻すことにより改善を目指します。或いは、筋紡錘・腱紡錘の反射を解く(もしくは引き出す)ことにより改善を目指します。更には運動指導により、その変化(新たな脳の運動プログラム)を確固たるモノにしていきます。
 このような考え方で施術をする腱引きを、個人的には体から脳へととアプローチするボトムアップの施術だと考えています。
 ならばその逆のトップダウン(脳から体へとアプローチする)の施術もあるのではないかと予想できます。
 足裏からの情報で脳が判断し、筋肉の動きを指令するのならその脳側からの指令を制御する施術もあるのではないかと。……などと書くと、ちょっと怪しい系に聞こえてしまいますね(^^;)
 でも学術機関でそういった研究もされています。リンク先で言えば『外からから磁場の力を使って、脳内に電気刺激を与えることができます。』のくだりです。
 ただこれは大がかりな研究設備あってのことなので、一介の療術家ではなかなか難しいアプローチ方法ですが(^^;)

 しかし個人的には機械に頼らない方法もあるのではないかと思います。例えば体から脳へのアプローチになってしまいますが、腱引き療法でいうところの運動指導。
 これは簡単な運動をして貰うことにより、脳の運動プログラムを書き換えます。必要な筋肉の使い方をしている(もしくはそれしかできない)運動を行ってもらい、その電気信号を脳へと送ることで動きを学習してもらうのです。或いは施術する側が不要な筋肉の拘縮を解き、呼吸により弛緩してもらうことにより動きを取り戻す。こういったことは機械なくしてもできます。
 それは脳と体の関係を考えた際に、腱引き療法特有の考え(理論)を元に施術を行うからです。
 ではトップダウンの施術の元になる考え(理論)があれば、機械を使わなくてもできるのではないか……というのは以前より考えていました。
 ただしっくりくる理論というのにまだ自分はたどり着けていません。
 そんな中で面白いなと思ったのが以下のブログ。

 山田貢司のどこに行くのか?バカボン一家

 内容的にはSFです。スピリチュアルな部分も多分にあります。なので見る人がみれば引いてしまうかもしれません。
 しかしこのブログにある「脳と体の共鳴」、そして「脳の使い方」を音楽理論で捉えた考え方は面白いなと思いました。音楽に疎いので理解するのがちと難しいですが……。また「素数」など数学的な観点から事象を捉えようとしているのも面白いと思いました(これまた自分は数学苦手ですが ^^;)
 このブログの管理人はタイトルにもあるように山田貢司さん。職業は音楽プロデューサーで、NOKKOさんのお兄さんでもあります。トップミュージシャンです。音楽理論で捉えるのも納得です。
 そしてこのブログでは千島学説を肯定しています。千島学説については以前に記事に書いたのですが、現代の学術では認められていない理論です。現代では非常識とされる学説です。
 腱引きだって腰の四本の腱があるなど非常識な考え方をもっています。でも実際の体の仕組み(学術的な理論ではなく実際の体の反応)に当てはめて考えてみると理にかなった理論になります。
 「波動学イヌサンストリマス」(山田さんの理論です)にしろ、「千島学説」にしろ実際の体の仕組みと照らし合わせた場合、実は現代の主流以上に理にかなっているかもしれません。
 なにせ現代科学でこの世界の事象が全て解明されているわけではないのですから。

 毎週同じ所に半年以上通っても良くならなかった方。
 趣味ではなく、本気で良くなりたいと思って治療院を渡り歩かれてる方。

 東広島道場でお待ちしております。

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