手を育てる。

 6月になりました。
 気温も上がって、夏本番へ近づいていることが実感できます。
 というか、あと一ヶ月で今年も折り返しなんですね……。

 さて、東広島道場で提供している施術は今のところ腱引き療法のみです。
 また腱引き療法は手技療法になります。
 自分としては、この〝手技〟療法という部分にこだわりがある……というのは以前に一度書きました

 〝手技〟と言うからにはやはり〝手〟というのは大事になってきます。
 特に腱引き療法は指先で〝腱を引く〟という独特の手技を使う為、〝手〟というか〝指先〟の感覚を研ぎ澄ますように言われます。
 また柳生心眼流で言うところの指先にある骨の窪みに引っかける……というのも、腱引き療法を学ぶ中ではよく言われる秘訣(?)です。

 自分はまだ〝指先の窪みで骨を掴む〟という感覚は分かりません。
 しかし〝骨の先に窪みがある〟という感覚は分かります。ですから柔らかい部分に指を当て引こうとすると、その窪みに皮膚などが入り込んでくる(布を手で引っ掻いた時に、手の中に布が溜まってくる感じ)感覚があります。
 自分が腱を引くときは、基本的にその窪みに嵌めるつもりで引いています。
 また探る時も、この窪みを意識して体を触っていきます。そうすると少し強めに触ったとしても、触った部分の差というものが分かります。

 ……と、まぁ腱引きをする上で、自分は手技の部分では指先というのをいつも気にしていました。
 そんな折り、ある気功関係のサイトでこんな言葉が目に飛び込んで来ました。

站椿功の目的は丹田を育てることではなく、手を育てることである。

 自分は気功は専門外なんで、この言葉の真意は分かりません。
 でもこの「手を育てる」という言葉がやけに気になりました。そして気に入りました。
 今まで自分は指先(特に親指~中指までの三指)を主に気にしてきました。でもこの言葉を見てからは、〝手〟そのものを気にするように心がけています。

 確かに他人の施術を見ているとなんていうか手に〝雰囲気〟がある人がいます。
 師匠はそうですし、腱引き師の先輩の何人かはそうです。
 熟練の職人さんなんかもそうだと思うんですが、手を使って仕事をしている人はやはり独特の雰囲気というものが手に宿るのかなと思います。

 『わしらの姫様はこの手を好きだと言うてくれる。働き者のきれいな手だと言うてくれましたわい』とは、有名なジブリ映画の、いちシーンでのセリフです。
 この場合は職人の手……というのではなく作中で病に冒されてしまっている手のことを言っています。また自分の考えていることとは違う意味で言ったセリフなんでしょう。
 でも「手を育てる」という言葉からふと思いついたのは、上記のセリフでした。

 手技にこだわり、療術を生業としていくからには誰にも負けない。そして何者にも恥じない〝手〟を育てて行きたいなと思った次第。
 できれば普段は平凡でも、施術を始めた途端に手に雰囲気が出る……みたいな手にしたいなぁ。

 「金色の野に降りたつ」作品より「宇宙へ昇っていく」方が好きという方。
 いやいや他の作品の方がいいという方。

 東広島道場でお待ちしてます(笑)

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腰痛・肩こり・頭痛・関節痛なんでもござれ。
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