あたりまえ。

 こちらでは今週に入って、天気がいい日が続いています。
 しっかり太陽が照ると、やっぱ暖かいですね。
 東広島道場は南向きに大きな窓があいているので、光の入り具合も良い感じです。

 さて、前回の記事の続きなんですが……。
 症状に対する最終的な結論を言えば、浮き腰と座骨神経が絡んだ不調だったのだと思われます。
 そしてお客さんを施術していくうちに「そういうことか」と納得していった事項がいくつも出てきました。
 それは不調の原因と結果であり、施術の内容(調整とそれに伴う反応)であり、何が足りなかった(おろ抜かれていた)のかということです。
 特に足りなかった部分には、2)で言うところの〝施術の手順〟もあるのですが(後述します)、もっと前の段階で足りていないものがあることに気付きました。
 もっと前の段階……筋整流法で言うところの「聴取診断」であり「視覚診断」のいわゆる最初にすべき判断部分です。

 前回の記事の中で〝もう一度お客さん本人に話を聞き~〟のくだりがあります。
 これって要するに、最初の聴取の段階で、判断に必要な情報の取りこぼしがあったということです。
 そして〝典型的な浮き腰の人の歩き方〟と書いてあるくだり。これは視覚診断によって浮き腰と判断したということなのですが、結果としてこの判断に捕らわれ過ぎてしまいます。
 最初の段階で〝子供とぶつかって右胸部を痛打した〟と聴取できていれば、或いは〝浮き腰の人の歩き方〟に捕らわれずにお客さんの挙動にもっと注意を向けていたら。
 早い段階で〝胸部に現在も痛みがある〟と分かったはずです。

 また、施術の手順として抜けていたのは〝最初は腰~臀部のみ行いすぐに浮き腰の施術に入った〟のくだりであり(ここでも視覚診断の影響を受けています)、いつものように脚の施術を最初に行っていれば〝右上腿の施術を行った時に「腰まで響く」〟という情報を得られたはずです。
 そうすれば、問題は浮き腰だけでなく座骨神経の絡みもあるのではという判断もできたし、〝腰(腰椎3・4あたり)から右臀部にかけて鈍い痛みが残る〟原因にもすぐに思い至ったはずなのです。

 つまり判断に必要な情報を全て揃えていなかったということになります。
 前回の記事ではまとめているのであっさりしていますが、実際は改善するまでに時間がかかりました。
 しかし情報さえちゃんと得ていれば、改善までの時間は格段に短かったハズ。

 見ただけで、あるいは触れただけで体が読めてしまう、師匠が天才と認める人たちがいます。
 残念ながら、自分は凡人です。しかもデキの悪い方だと思います。
 だから色々な方法を用いて情報を得て、総合的に判断していくしかない。
 それは筋整流法で大事とされる〝検査〟と〝診断〟であり〝基本施術〟だと思うのです。

 腱引き師をしていると、劇的な改善という結果ばかりに目を奪われてしまいます。師匠の施術で次々と改善していく人たちを見ていると特に。
 筋整流法は「検査・診断・施術」とは、師匠がよく言っていることです。きっちりと検査と診断をして、初めて施術が生きてくる。
 これ分かっている人にとっては〝あたりまえ〟なんですよね。でも、その〝あたりまえ〟が大事なのだとなかなか気づけない。

 〝あたりまえ〟をコツコツと積み重ねていくことが自分には大事。

 それを改めて認識できたことが、今回の収穫だったと思います。

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